≪お猪口ちょこっと話 36≫

自作のお猪口。

ほんの少し陶芸を楽しんでいたときに作った盃です。

何の基礎もなく作りたいものだけは山程あって、いつもイメージが先行。

「形と土と釉薬とが自然のなせる技で、全てがマッチしたときにいい作品が出来るのですよ。だから、何年やっても満足のゆく物が作れなくて、半世紀が過ぎてしまいました。」
陶芸の先生の呟き。

小器用な私は、焼き上がる前の粘土の時にほぼ形が出来上がってしまいます。
作業も早く、削りも無くて・・・。釉薬を施して焼き上がると大体は想定内。
ちょっと落ち込むことが多いかな。

仲間の作品は、段階毎にたっぷり時間を掛けて、イメージ出来なかった物が、釉薬選びにも迷い・・・。でも焼き上がると、とても素敵に仕上がって、羨ましかったです。

そんな中で、ちょっぴりお気に入りの一点です。