紹興酒の甕の上手な開け方

皆さま、紹興酒の甕を頂いたり、もしくはご自分で買われたことありますか?

我が家には10年前から、毎年暮れになると友人から送られてきます。

問題は白い石膏で固められた口をどう開けるか、ここが難問でした。

最初はノミと金づちで、辺りを真っ白に散らかしながらの悪戦苦闘。

でも最近は便利な世の中になりましたね! わからないことはインターネットで検索すると、ヒントがいっぱいです。

そのヒントをもとに、送られてきた紹興酒を順にどう開けたのかを掲載しましょう。

 

まず送られてきた段ボールがこれです。なかなかの迫力です!

24L と表記されていますね。24リットル入りの甕です。

これは1升ビンに換算しますと13本強となります。

軽いものですと段ボールから引っ張り出せますが、重くて重くて

そこで、段ボールの四隅をカッターで切り、このように取り出しました。

どうですか! この迫力!

 

さて、上の部分に石膏で固められたものがあるはずだから、まずは挟みで

竹をカットしたら良いのだろう。

こんな具合かな!

どれ、石膏を覆っている竹の皮を剥いでみようか。

おおっ! きれいな石膏が現れました。

実は、この石膏をどうやって取り除いたらよいか!

ここが最大のポイントです。

まず、ノコギリで深さ1センチほど切り込みを入れます。

次に十文字になるように、横にも1センチほど切り込みを入れます。

切り込みにノミを食い込ませ、金づちで慎重にノミをたたきます。

振動が底に響かないように、あらかじめ甕の底にクッションを敷いておくと良いですね。

石膏がうまく割れました。

蓋の部分が見えました。

蓋を覆っている竹製のきょうぎのようなものを外し、同梱された専用の蓋をします。

こんな感じです。

いただく時はこの蓋を取り、柄杓で紹興酒を掬えばオーケーです。

どうですか!

この濁りのない上澄み、今年も最高の味わいを楽しめます。

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